FIMとは
FIMとは、機能的自立度評価表(Functional Independence Measure)の略.
・介護負担度の評価が可能
・ADL評価法の中でも、最も信頼性と妥当性があるといわれる
・食事や運動などの”運動ADL”13項目と”認知ADL”5項目から構成される
運動ADLの原則
・セルフケアの状態(食事動作、整容動作、清拭・入浴動作、更衣動作、トイレ動作)
・排泄の状態
・移乗動作の状況(ベッド・椅子・車椅子移乗、トイレ動作移乗、浴槽移乗)
・移動動作の状況(歩行・車椅子、階段)
各項目7点満点で評価する。
【採点基準】
点数 | 介助者 | 手助け | 手助けの程度 |
7 | 不要 | 不要 | 自立 |
6 | “ | “ | 時間がかかる、装具や自助具が必要、投薬している.安全性の配慮が必要. |
5 | 必要 | “ | 監視・準備・指示・促しが必要. |
4 | “ | 必要 | 75%以上90%未満自分で行う. |
3 | “ | “ | 50%以上75%未満自分で行う. |
2 | “ | “ | 25%以上50%未満自分で行う. |
1 | “ | “ | 25%未満しか自分で行わない. |
装具や自助具の装着は『準備』に含まれる。
セルフケア、排泄、移乗、移動について評価する。
7・6点:1人でできる
5〜1点:何らかの監視や介助が必要
認知ADLの原則
・コミュニケーションの状況(理解と表出)
・社会認識(社会的交流、問題解決、記憶)
各項目7点満点で評価する。
【採点基準】
点数 | 介助者 | 手助け | 手助けの程度 |
7 | 不要 | 不要 | 自立 |
6 | “ | “ | 時間がかかる、投薬している、安全性の配慮が必要 |
5 | 必要 | 必要 | 監視・準備・指示・促しが必要.介助は10%未満 |
4 | “ | “ | 75%以上90%未満自分で行う. |
3 | “ | “ | 50%以上75%未満自分で行う. |
2 | “ | “ | 25%以上50%未満自分で行う. |
1 | “ | “ | 25%未満しか自分で行わない. |
※運動ADLとの違い
5点:監視、指示、準備以外に10%未満の手助けも含まれる
採点のポイント(理解・表出・問題解決)
7・6点:複雑/抽象的事項を1人でできる
5〜1点:簡単な日常生活において介助が必要
採点のポイント(社会的交流・記憶)
7・6点:1人でこなせる
5〜1点:手助けをする必要がある
複雑、簡単(日常的)の区別がないことに注目。